昨日(Pugに入門してみる ~Hello, Pug!!編~)は一通りPugを使ってHTMLを出力するところまでをやりました。
今日はgulpを使ってPugの開発環境を整えていきたいと思います。
開発環境構築
1. 必要なパッケージのインストール
まずはパッケージのインストールから。
- gulp
- gulp-pug
この2つをインストールします。
$ npm install gulp gulp-pug
# バージョン
gulp@4.0.2
gulp-pug@4.0.1
2. gulpfile.jsを作成する
2-1. ディレクトリ構成
下記の様なディレクトリ構成で進めていきます。
構成を変更する場合はgulpfile.jsの内容も適宜読み替えてください。
root
├─ gulpfile.js <!-- 作成する -->
├─ package.json
│ <!-- ここからは下はお好みの構成でOKです -->
├─ src/
│ ├─ index.pug
│ └─ page.pug
└─ dist/
2-2. すべての.pugファイルをコンパイルできるようにする
$ pug {ファイル名}.pug
のようにしてやればコンパイル出来ますが,ファイルが増えていくとその分,手間も増えるのでコマンド1つで,すべてコンパイルできるようにします。
gulpfile.jsを編集していきます。
const gulp = require('gulp');
const pug = require('gulp-pug');
// `src`ディレクトリ配下のすべての`.pug`ファイルをコンパイルして`dist`へ出力する
gulp.task('pug', function(){
// .pugファイルを読み込む
gulp.src(src/**/*.pug')
.pipe(pug({
// pugファイルを整形するオプション
pretty: true
}))
// .htmlファイルを出力する
.pipe(gulp.dest(dist'))
});
下記コマンドを打つとすべての.pugファイルをコンパイルして出力してくれます。
$ gulp pug
まとめ
コマンド1つですべての.pugファイルをコンパイルできるようになりました。
ほんとうはリアルタイムプレビューできるところまで書きたかったのですが,時間切れです。
明日,続きを書きたいと思います。
参考ページ
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