昨日,社内ではじめてリモートでブレーンストーミングをやってみたんですけど,その時に思った課題とか改善案を考えたいと思います。
課題
話し出すタイミングが難しい
複数人でリモート会議(飲み会)をしたことがある人ならわかると思うのですが,基本的に一人の人が話しているときは他の人は黙っていないと声がかぶって話を聞き取ることが難しいです。
話し終わりのタイミングを伺って,いざ喋ろうと思うと他の人が先に話初めてしまったり,話す人いなさそうだなと思って話し始めたら他の人とかぶってダチョウ倶楽部みたいになったりすることないでしょうか?
僕はあります。
ブレーンストーミングといえば,否定せずにとにかく色々アイデアをだし,それらを組み合わせたり関連させて新しい発想を生み出す手法です。
話し出すタイミングが難しいため,出てくる意見にテンポ感が生まれないので,「ある意見」から着想得た「意見」などが出にくくなっていると感じました。
また,一人が話しているときには他の人が話せないため,意見の全体量も少なくなりがちです。
相手の反応がわからない
今回,音声のみで会議を行ったことが原因ではありますが,自分の意見に対して,どんな反応をしているのかわからなかったことも課題にあがるかなと思います。
やはり,自分の意見に対してどんな反応をしているのかは気になりますし,反応が薄いと意見言ってるのが虚しくなってしまうと思います。
たくさん意見を出すためにも反応がわかると良いのではないかとおもます。
わいわいした雰囲気になりにくい
結果的にわいわいした雰囲気になりにくく,せっかくのブレーンストーミングの良さが活かしきれなかったなと感じます。
実際にざわざわとした雑音があるくらいの方が自由な意見が出やすいのではないかと思います。
シーンとしたなかふざけた(自由な)意見を言うのはなかなかハードルが高いです。
しかし,リモートだと雑音が入ると会議自体が成り立ちません…
そう,ブレーンストーミングはリモート会議に向いてないのです。
改善案
じゃあ,どうするかを考えてみます。
まず,基本的にテキストベースで議論して,音声は補助的に使う方が良いと考えます。
やっぱりリモートとテキストベースのコミュニケーションは親和性が高いと思います。
業務もリモートになったことでテキストベースでのコミュニケーションが増えた方が多いのではないでしょうか?
ブレーンストーミングのときだけ会話ベースで進めなくてもいいと思います。
リモートブレーンストーミングはテキストベースで進めましょう。
Slackなどで行えば,個々のメッセージにリアクション(スタンプ)も使えるので反応をもらえるという点でもいいんじゃないかと思います。
視覚情報をきっかけに新しい意見も出やすくなると思います。
また, miro のようなサービスを使うのもいいと思います。
ブレーンストーミング後には情報を整理するので分類,関係性の整理などが楽になるのではないでしょうか。
まとめ
さて,改めて考えてみると昨日行ったのはブレーンストーミングという名前の何かだった。ということに気づきました。
はじめての試みでもあったので,これからの伸びしろは大きいはずです。そう思いたい。
次回開催されるときは,テキストベースで行うことを提案したいと思います。
それではまた明日。