一年経ちました。

2020/09/30

エンジニアに転職して一年経ちました。
早いものですね。あっという間の一年でした。
転職を決意したときは20代後半でほんとに大丈夫なのかとか遅いんじゃないかとか思ったし周りにも言われました。
けど今は,あのとき転職を決意してほんとによかったなと思っています。

前職は新卒で入社したメーカーに6年ちょい務めていました。
人間関係も比較的良好で,残業をしても20時間前後。残業代,ボーナスもしっかりでて有給もちゃんと取れる。
はっきり言ってホワイト企業だと思います。

悪くない会社でした。でも,この会社でずっと働くのかって想像したときになんとも言えない絶望感というか不安を感じ,一時的に会社に行けない日がありました。
就活していたときは「土日休みで物造り系の会社で,休みの日に趣味をするために働く」というスタンスだったので仕事の内容とかはあまり考えずに流されるままに就活,就職したので当然の結果です。
ちょうど,長男が2歳でわがままも増えてきて,次男が生まれる1ヶ月前で家族が増えるからもっと頑張らないといけないというプレッシャーもあり精神的に追い詰められていたんだと思います。
そういえばこの前,秋が苦手という話をしましたがこのときもやっぱり秋でしたね。

そんなタイミングで東京に就職した高校の友だちが地元に帰ってきたのでご飯に行くことになりました。
たまたま思いついてご飯に誘ってくれたみたいなのですが,振り返ってみると僕の人生の分岐点はここだったかもしれないです。
近況や昔ばなしを話して,ふと仕事の話になり仕事や人生が辛いという話をした記憶があります。
そんな僕に「じゃあ,転職すればいいんじゃね」と軽く言ってきたのです。
そう。彼はエンジニアだったのです。
メーカーに努めていた僕にとっては転職なんて一世一代の大事だったのですが彼はすでに2度転職をしていました。
しかもその結果がYah〇〇のエンジニアでした。
年収もたぶん倍くらいあるんじゃないかな?とかムカつく事言われたけど,それ以上にエンジニアという職に興味がわきました。

もともと世間一般の人よりWebサービスを使っている方だという自負もあり,それを自分で作るなんてこと考えたこともなかったけど,そんな仕事をしてみたいなと思うようになりました。
帰り道友だちを送っていくときに今からでも遅くないかなと投げかけたら無責任にも「行けるっしょ」と返されて「じゃあ,一年後に同じ業界で会おう」と言って別れ,次の日からプログラミングの勉強をはじめました。

このときから能動的に動くようになった気がします。
結婚してからなんだかしんどかったんですが人生の目標がなかったからなのかもしれません。
仕事も頑張れるようになりました。(転職する気満々でしたけど)

そんなこんなで2月からスクールに入り,7月頃に現職の会社から内定をもらい7月末に退社,2ヶ月フルで有給消化して去年の10月1日よりエンジニアとしてのキャリアをスタートしました。
スクール不要論とかあるけど,僕は刺激がもらえたし,いつか一緒に仕事してみたいと思う人たちとも出会えました。何より怠け者の僕が怠けずに続けられたのはスクールという環境があったからだと思います。

あっという間の一年。
一年前のことを考えるとだいぶ成長はしたと思うけど,その分わからないこともたくさん増えました。
わからないことがたくさんあることがわかったという感じです。
無知の知というやつでしょうか。
20代後半でのキャリアスタート。
スタートラインは遥か後方からのスタートなので技術以外も伸ばして総合力でビハインド取り戻すしかないですね。

エンジニア楽しいです。
身につけたスキルが他の企業でも使えるとか,他業種出身からしたらチートです。
向上心高い人も多く,エネルギーをもらえます。
勉強会がこんなに頻繁に行われて(しかも業務外),社外の人と繋がれるのもエンジニアに転職してよかったなと思います。
あのとき決意した自分を褒めてやりたいですね。
それではまた明日。


書いた人: こへ
音楽と漫画と読書とアニメとスノボが好き。多趣味でいろんなことに興味有ります。 誰しもが一度は使った事があるもののIoT開発をしてます。
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